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心地よさをカタチにしたいから…
「美しい飛行機を作りたい」と願った人がいる。
「仕事を“作業”にするな、その仕事に“美しさ”はあるか」と問うた人がいる。
そういう“こだわり"に頷ける感性を磨きたい。そういうこだわりをもつ作り手に、私たちはなりたい。

制作のmovie

求められるモノがあったり、作りたいモノがあるとしたら、全知全能をかけてそれをカタチにする努力をせねばなりません。能力は磨きをかけるもの。腕を磨き、センスを磨きます。デザインの目的は「心地よさをカタチにする」ことです。文字や写真・イラストなどの素材、色の塩梅、大きさや配置、質感などの要素を使って、心地よさをカタチにしていきます。一人でできることは高が知れています。だから私たちは、一人ひとりが腕とセンスを磨き続けます。チームとして能力を発揮できる環境を整備し続けます。お客様に安心してお任せいただけるために。



もっともっと、質を高めていきたいから…
何人かで原稿を書けば、少しずつズレが生じることがある。
それは、私たちが校正するときに見ればよい。
だから、お客様ごとに文字統一の方法をルールブックにしました。

文字校正の様子

内部で校正することにはいくつかの意味があります。第一は「誤字・脱字」をチェックすること。これが一番大きいかも知れません。第二は「文言の統一」です。原稿を書く方が増えれば増えるほど、文言は不統一になります。例えば、「行う」と「行なう」であったり、「目指す」と「めざす」など、間違いではないけど、一冊の中では同じ使い方をするために私たちはチェックします。



文言の統一のためのオリジナルプログラム
そして、ついにオリジナルプログラムを作成しました。
お客様ごとの文言の統一のルールに準拠し、WordにもEXCELにもPowerPointにも対応しています。
お客様からいただいたデータをこのプログラムに掛けることで、必要な文字変換を自動化しました。
このプログラムは「変換確定」・「変換候補」などを色分けします。
用語の使い方によっては、ルールに従って変換して良い場合とそのままにしておくべき場合があり、
そこを人間が判断できるシステムになっています。
このプログラムの完成で、データの文言の統一にかかる時間は飛躍的に減少しました。

文字統一変換のイメージ図
文字統一変換前と変換後

文言の統一の例をご覧いただきます。この変換で見えている部分は「等→など」「できる→出来る」「為→ため」という漢字表記に関する統一と、「13年度→2013年度」などです。変換したところが赤く表示されるのは、「ルールに基づいて変換して良いか」人の目でチェックするためです。例えば、「時短→時間短縮」とテーブルに登録したとします。基本はこの変換としても「時短検討委員会」は時短のまま、などの例外処理があります。これに対応するためには「変換した箇所を見つけやすい」仕組みが必要であると考えました。ファジーな部分は人が判断する仕組みです。また、数字については(753億円→753億円)次のステップで統一を図ります。ですから、細かいことは気にせずに原稿を書き進めていただければと思います。あとは私たちにお任せください。 今までは、人が「お客様ごとの文言の統一ルール」を頭に置いて、全文を読み進めながら統一を図ってきました。このプログラムは正確で迅速な文言の統一を実現しました。されど、内部校正をやめたわけではありません。人がやるべきコトとプログラムに任せるべきコトを整理して、役割分担したに過ぎません。

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