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| ●ネットワーク |
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1991年4月6日、個人商店デュエットプランニング創業。バブルがはじけ始めた頃の独立で、まわりにも心配をかける。当時印刷業界から独立する人たちのほとんどが印刷機を購入し、もといた会社の下請けから始めていた。個人商店デュエットプランニングは当初より印刷機を購入するつもりもなく、パソコン一台と周辺機器、そして車一台で始まった。
○おまえは一体何がしたいんだ?
◎何がしたいんだ? って聞かれると説明が難しい。
○印刷機なしで商売になるのか?
◎商売になるかどうかわからんが、目指すのは印刷屋じゃない。印刷機なしで、でも印刷物を作りたい。
○だったらブローカーじゃないか。仕事の口利きで利益をかすめるような商売をめざすのか!
◎それも違うな… だってさ、お客様が全部原稿を作って、それをいただいてきて「きれいに」活字にして「たくさん」に増やすだけの商いってのとは違う道をめざしたい その道のプロになりたいんだ
○プロ? 俺たちがプロじゃないってのか!
◎そうじゃなくて、言い方がわるかったかもしんないけど、印刷はその道のプロに任せて、その商品の「あるべき姿」を表現していきたいんだ
○そんなこと電通とか博報堂にしかできやしない
◎そうだろうか? きちんと人を育てて、その道のプロとの確かなネットワークを組み立てていけば、彼らとは違ったレベルで実現できると思うんだ。
てな具合で立ち上げた個人商店デュエットプランニングは翌年4月8日株式会社デュエットプランニングとして設立、いろんな人たちを巻き込んで、それなりの評価もいただきながら、さして儲かりもせず、さりとて潰れもせずに現在に至る。
デザイナー・カメラマン・コピーライター・印刷会社… いろんな人たちとネットワークを組んで仕事をしてきた。ネットワークを組むにあたって考えておくこと、それは「しっかりした個が集まってこそ力を発揮する」ということ。小さな会社や個人が集まって仲良しクラブ的に傷をなめあい愚痴を言い合っていたのではみんな潰れてしまう。もたれあったら、みんな潰れることを理解して、単独できっちりやってける人たちが集まってこそ力を発揮できることを実証したかった。まだまだ道半ば… 。これからどう展開するかわからないが、一つ成果があったとすれば、情報媒体が複合化する今という時代に、このネットワークは十分に適合するということ。商品のあるべき姿を模索する中で、その情報を印刷物という媒体にだけ引っ張り込まず、あらゆる可能性を提案できる体質を持ち得たことは、成功といえる。 |
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